3.5 仕事環境 #
一般的には、脆弱性診断士は比較的リモートワークがしやすい職種です。アンケートにおいては、診断士に転向することでリモートワークが増えた、現在フルリモートである、という声がありました。 仕事環境を左右するものは、診断対象であったり、顧客との接触頻度などがあります。
- 診断対象がWebアプリケーションなどの場合は、基本的にはテレワークでの業務遂行も可能となります。ただし、IoTデバイスやスマートフォンや制御機器など、ハードウェアデバイスが存在するような対象の診断の場合においては、逆にほぼリモートワークがないということもあります。
- お客様とのやり取りに関して、診断に関しての打ち合わせで合ったり、診断完了後の報告会などついては、対面で実施する機会も多くなります。しかし、比率としては、クライアントワークよりも、診断対象と向き合う時間のほうが基本的に長いでしょう。
ただし、ユーザー企業ではその企業に大きく左右されますし、企業の文化としての仕事環境に依るというところは、ほかの職種と同じです。