1.3 脆弱性診断の種類

1.3 脆弱性診断の種類 #

脆弱性診断は診断対象とする領域により、サービス名称や実施内容が分かれています。 Webアプリケーション診断、プラットフォーム診断、スマートフォンやタブレット上で動作するアプリケーションを対象とした診断や、IoT機器や制御システムを対象とした診断など、対象に応じてさまざまな脆弱性診断が存在します。

これから脆弱性診断士を志す方は、スキルマップや資格が存在している、Webアプリケーション診断、プラットフォーム診断の2種類から取り組まれることが多いと考えられます。

アンケート結果を見ると、ほぼすべての方がWebアプリケーション診断を経験し、半数以上はプラットフォーム診断も経験しています。

下表にて例を紹介します。 それぞれの診断についての考え方について、より詳細に知りたい方は<脆弱性診断の種類に関する参考文献>をご参照ください。

名称対象
Webアプリケーション診断Webアプリケーション、WebAPI、アプリミドルウェア
プラットフォーム診断、ネットワーク診断サーバ、ネットワーク機器(ネットワーク経由)

<脆弱性診断の種類に関する参考文献>

・デジタル庁 政府情報システムにおける脆弱性診断導入ガイドライン